サンバートラックは、1961年2月に発売開始されました。
2012年4月まで自社生産を行っておりましたが、2012年以降ダイハツハイゼットトラックのOEM(相手先ブランド生産)になりました。
エンブレム以外は、ダイハツハイゼットトラックと共通で、装備内容なども同じです。
自社生産を行っていたサンバーはリアバンパーの中にありRRレイアウトベースでハンドリング性能に優れ、1990年以降直列4気筒エンジンを搭載し、スーパーチャージャー付モデルも発売されました。リアエンジンリアドライブベースの4WDに5MTの組み合わせは走りがスポーティで「農道のポルシェ」と呼ばれることもありました。
10年以上経過してますが、中古車価格は200万円近くで非常に人気が高くなっています。
農業を中心に活躍するサンバートラックのキーの特徴や、紛失してしまった場合の対応について、サンバートラックの特徴も含め紹介します。
サンバートラックの特徴
スバルが自社生産を行っていたモデルはリアエンジン+リアドライブベースで4WDも設定され、昭和50年台に登場したのサンバートラック4WDはパートタイム方式で走行中(低速)でも切替が可能な点に注目が集まりました。
軽トラックでスーパーチャージャー付きも珍しく、赤帽専用モデルもありました。
スバルが自社生産を行っていたモデルには、イモビライザー搭載モデルはありません。
2024年3月時点で販売中のサンバートラックは、軽自動車で初めて「DNGA」を展開しプラットフォームを一新したハイゼットトラックと共通のパッケージです。
軽トラックで初めてFR用CVTを採用し、燃費や静粛性、発進性の向上を図り、一般的な軽乗用車と変わらない快適な運転が可能です。
なお、全グレードに従来の5MTを用意します。
CVT車には電子制御式4WDが採用され、路面に合わせて最適な前後駆動力配分を行うことで、乾燥路面から滑りやすい路面などあらゆる路面で走行安定性を確保しました。
先進運転支援技術「スマートアシスト」は衝突軽減ブレーキシステム、車線逸脱抑制制御機能、ふらつき警報の他、夜間歩行者検知機能も装備されています。
キーレスアクセスが装備されたサンバートラックは、プッシュスタートシステムを装備し、軽乗用車と変わらない快適さが特徴です。
サンバートラックは、TCとグランドキャブ及びTAの「省力パック」オプション選択車に、盗難防止に役立つエンジンイモビライザーを標準装備します。
サンバートラックにイモビライザーを装備
サンバートラックは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムを上級グレードの「TC」とグランドキャブに標準装備し、TAにメーカーオプションで装備します。
サンバートラックの鍵紛失時には鍵業者が対応
サンバートラックでイモビライザー付きの鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。
トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、コンピューターのリセット作業、イモビライザーの登録が可能です。
サンバートラックは、TCとグランドキャブ及びTAの「省力パック」オプション選択車にイモビライザー装備します。
イモビライザー装備車は、キーレスアクセスが装備され、プッシュスタート方式でエンジンを始動します。
TBグレードや2022年1月以前のサンバートラックには、イモビライザーを装備しません。合鍵の作成ができたらすぐにエンジンの始動が可能です。
鍵業者に連絡する場合は、年式やカギの種類、グレード、エンジンの始動方法などわかる情報をすべて伝えるとスムーズです。
鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピューターの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1~2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
まとめ
サンバートラックは、TCとグランドキャブ及びTAの「省力パック」オプション選択車にイモビライザーを標準装備し、キーレスアクセスと呼ばれるスマートキーを装備します。
サンバートラックのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。
連絡時には、鍵のタイプと車の年式を伝えるとスムーズです。