デリカD:5は、ワンボックス車のスペースユーティリティと、オフロードでも高い走行性能を発揮するSUVの力強さを融合させ、2007年1月発売されました。デリカスペースギアに継ぐモデルとして発売されたデリカD:5は17年以上フルモデルチェンジを行わず販売されています。
ミニバンでありながら、悪路走破性に優れたデリカD:5は、多人数でアウトドアを楽しむ方々に高い人気があります。
デリカD:5の特徴や、紛失してしまった場合の対応について、デリカD:5の特徴も含め紹介します。
デリカD:5の特徴
ワンボックスタイプのミニバンでありながら、オール・ホイール・コントロール思想のもと、電子制御4WDを採用し悪路での高い走行性能を持ちます。骨格から見直した安心安全設計の新開発「リブボーンフレーム」を採用し、運転席ニーエアバッグを標準装備し、サイドエアバッグはオプション設定されるなど安全装備も充実しています。
パワーユニットは4WD車に170馬力を発生される2.4L MIVECエンジン、2WD車にはアイドリングストップ機構や回生エネルギー充電制御機能を持つ低燃費の2.0L MIVECエンジンを搭載しました。SUVとミニバンを融合したボディを持ちながら13.0km/Lの低燃費を実現しています。いずれも、トランスミッションはCVTを採用しています。
2013年1月には、2.2L DOHC 16バルブ4気筒コモンレール式DI-Dクリーンディーゼルエンジン搭載車を追加しました。
2019年11月に、前進時の誤発進抑制機能を追加し、全グレードサポカーSワイドに該当しました。
全車クリーンディーゼルエンジンのみのラインナップとなりました。
デリカD:5は、2007年1月の登場以来、全グレードにエンジンイモビライザーシステムを標準装備します。
エンジンの始動方法は、ヘッドライトデザインの違いで、プッシュスタートかツイストノブの違いがあります。
デリカD:5は全車イモビライザーを標準装備
デリカD:5は車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムを全てのモデルに標準装備します。
2019年2月以降の縦型マルチLEDヘッドライトを採用したモデルからプッシュスタート方式を採用し、従来の角型ライトのモデルはツイストノブを回してエンジンを始動します。
デリカD:5の鍵紛失時には鍵業者が対応
デリカD:5でイモビライザー付きの鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。
トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、コンピューターのリセットを行い、コンピューターのリセット作業、イモビライザーの登録が可能です。
デリカD:5は、全車イモビライザーを装備し、全車にスマートキーを標準装備します。
鍵業者に連絡する場合は、年式やカギの種類、グレード、エンジンの始動方法などわかる情報をすべて伝えるとスムーズです。
鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピューターの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1～2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
まとめ
デリカD:5は、全車エンジンイモビライザーを標準装備します。
スマートキーを標準装備し、2019年2月以降の縦型マルチLEDヘッドライトを採用したモデルからプッシュスタート方式を採用し、従来の角型ライトのモデルはツイストノブを回してエンジンを始動します。
デリカD:5のキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。
連絡時には、鍵のタイプと車の年式、エンジン始動方法なをわかる限り伝えるとスムーズです。
