
レクサスTZは、北米市場向けの3列シート新型SUVです。レクサスのバッテリーEVは、車種名の末尾に「Z」がついています。
北米で販売されている大型3列シートSUV「TX」のバッテリーEVがレクサスTZと言われています。
2025年または2026年の発売がうわさされさているモデルです。
今回は、2030年にはバッテリーEVのフルラインナップを実現し、2035年にはグローバルで全車バッテリーEVとする戦略を表明しているレクサスの新型EV「TZ」について解説します。
目次
テスラの充電規格を採用予定
バッテリーEVは、1充電あたりの航続距離、充電時間、充電インフラの整備が重要です。北米で販売するトヨタとレクサスのバッテリーEVは、テスラの充電規格(NACS)を採用することが発表されています。
レクサスTZも北米全域で1万2,000基以上あるスーパーチャージャーを利用することが可能になるでしょう。
ベースとなるレクサスTXとは
レクサスTXは、北米地域で、家族や大切な友人たちと快適に移動できる3列シートを備えた強いニーズへ寄り添うため、地域専用モデルとして開発したモデルで、日本での販売は行っていません。
大人2名がゆったりと座れるスペースの3列目シートの設定や、フル乗車でも十分な容量を確保した荷室、優れた静粛性など、すべての乗員が快適に移動できる室内空間を徹底的に追及しています。

デザインは、機能と品質を兼ね備えた実用的エレガンスをコンセプトにしました。空力性能などフロント機能全体を包括的にとらえたレクサスの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」として表現しているのが特徴です。
製造は、インディアナ州にある工場TMMIで製造され、全長は5mを超え、全幅も2mに迫りまる大型のSUVです。
3種類のパワートレインを用意
TX350の直列4気筒2.4Lターボガソリンエンジンに加え、実用的なEV航続距離とリニアな加速とともに高い質感を備え、ラグジュアリーな世界観を実現するレクサス初の新開発V型6気筒3.5Lプラグインハイブリッドシステムを搭載するTX550h+、Fスポーツパフォーマンス専用の直列4気筒2.4Lターボエンジン+ハイブリッドシステムが用意されます。
ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車は、リヤの高出力モーターによる四輪駆動システム「DIRECT4」を採用しています。
レクサスのSUV向けプラットフォームを採用
レクサスのSUV、NXやLX、RX等の次世代レクサスラインナップで磨き上げてきた走りを実現する「GA-K」プラットフォームを採用しています。
バッテリーEV専用モデルのRZ
レクサスのミドルクラスSUVであるRXのバッテリーEVがRZです。
レクサスRZは2022年に発売され、バッテリーEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用し、バッテリーやモーターの最適配置による理想的な慣性諸元や、軽量かつ高剛性なボディを実現しています。
レクサスTZもRZ同様のバッテリーEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用されることが予想されます。
レクサスRZは、日本での販売も行われており、気になる航続距離は約450km(WLTCモード)、電池容量は71.4kWhです。
TZにも同等以上の性能を持つパワートレインが搭載されることが予想されます。
生産開始時期が遅れるレクサスTZ
3列シートスポーツタイプSUVのバッテリーEV「TZ」の生産を2025年から開始する予定としていましたが、生産開始時期が数か月遅れて、販売は2026年になる見込みと言われています。
失速しているバッテリーEV市場
1充電当たりの航続距離が短いこと、充電時間が長いこと、充電設備が少ないことなどの理由から、長距離移動に不向きなEVは、販売は世界的に失速しています。
特に長距離走行が求められる北米でのEV販売は厳しく、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車が現実的です。
北米バッテリーEV戦略の見直しをしているという見方もあり、レクサスTZがどのタイミングで発売されるか注目されています。

