レンジャーは、日野の中型トラックとして、1964年に初代モデルが発売されました。車両総重量8トンクラスから20トンクラスまで幅広いラインナップで、中・長距離輸送等に活躍しています。中型免許以上が必要な車種がほとんどで、大型免許を必要とするタイプもあります。

2017年4月には、6代目モデルが発売されました。堂々とした存在感あるフロントデザインとしながら空気抵抗を低減させる設計にしました。デイライトを備えたLEDヘッドランプの採用により、昼夜問わず視認性、対視認性の向上を実現しています。
乗り心地の良い新型シートの採用と7インチ液晶モニターを採用した計器類、操作性に優れたステアリングスイッチなど、ドライバー優先の快適なキャビンが特徴です。
エンジンは、ダウンサイジング化により、環境に優しいディーゼルターボエンジンを採用し、トランスミッションは、MTと6ATの他、オートクラッチMT(AMT)のプロシフトも用意されます。

安全面では、6代目モデルより、先進の衝突被害軽減ブレーキを装備し、停止車両や歩行者の検知も可能としています。居眠り防止に役立つドライバーモニターや車線逸脱警報も装備し、万一のトラブル時には、通信により車両情報を日野に送るICTサービス機能を活用して位置情報を把握できるサービスもあり、安心安全な輸送をサポートします。

日野の中型トラックレンジャーは、先進の衝突被害軽減ブレーキを装備し、安全性能に優れています。トラブル時の位置情報素早くわかることから、安心安全輸送を重視する運送会社から高く支持されています。レンジャーには、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムが装備されています。イモビライザーが装備されるのは2007年2月以降から全車標準装備されます。

イモビライザー付のレンジャーでキーを紛失してしまった場合、紛失の状態を放置すると盗難の危険が高まります。早めに日野のサービス工場にご相談ください。こちらが、ディーラーでの対処方法です。イモビライザーは鍵とエンジンのコンピュータを認証させる必要があるため、時間と費用がかかります。また、出先の場合には、移動にレッカー移動が必要になります。
仕事用として会社で所有するレンジャーの場合は、スペアキーやキーを複製するときに使用するキーナンバープレートは必ず大切に事務所で保管しましょう。

イモビライザー付のレンジャーでキーを紛失した場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。レンジャーにイモビライザーが装備されるのは2007年2月以降で、全車標準装備されます。レンジャーのキーは、キー1体型で、ICチップが内蔵されれているタイプです。始動方法は、キーを差し込んでキーを回わす従来と変わらないタイプです。
イモビライザーを装備するレンジャーの場合、現場で鍵の作成からクルマのコンピュータを初期化し、イモビライザーの登録が可能です。業者に依頼する際には、年式を伝えることでイモビライザーの有無が分かります。ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピュータの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1～2週間クルマが使用できない状況になります。