マンションの鍵を紛失してしまった、鍵の回りが悪く劣化が心配、鍵を防犯性の高い新しいタイプに取り替えたいなどの理由で、鍵を交換する場合、費用はいくらかかるか不安になります。
また、鍵交換1万円～など紹介している広告もありますが、「～」に注目すると高額な費用を請求される可能性もあります。
部品代と作業工賃全て込みの価格を提示してくれる鍵業者に依頼したいものです。
今回はマンション玄関ドアの鍵を交換する場合の費用相場について紹介します。
目次
マンションの鍵を交換するタイミングとは
マンションの鍵を交換するタイミングは、何らかのきっかけが必要です。
「新たにマンションを購入した」「鍵を紛失してしまったので防犯性に不安」「鍵の回りが良くない」「今の鍵よりも防犯性の高い鍵に取り替えたい」などの例があげられます。
中古のマンションを購入したタイミング
中古でマンションを購入した場合、以前住んでいた人や、その人に繋がりある人が合鍵を持ってている可能性があるから怖いといった理由で鍵を交換を考えます。
賃貸マンションの場合、鍵が交換されているケースが多くあり、勝手に鍵を交換することができず、どうしても交換したい場合は管理会社等に相談しましょう。
鍵を紛失してしまった時
鍵をどこかに落としてしまった場合不安になります。しかし、鍵だけで住所が特定されたりすることはないと考えてよいでしょう。
ただし、免許証など身分証と一緒に落とした可能性が高い場合は、鍵の交換を検討しましょう。
鍵を無くしたわけではなく、盗まれた場合は鍵の交換をおすすめします。元交際相手などに別れた後に勝手に室内に入られて物を捕られるケースもあります。
鍵の劣化で回りが悪くなった時
メインで使用している鍵で開きにくくなった、どの鍵を使っても引っかかる感じがある場合、シリンダーの劣化や鍵本体の金属疲労による劣化が考えられます。
マンションの鍵の寿命は10年～15年と言われています。もし、15年以上経過している場合は、スムーズに動いていても鍵の交換をおすすめします。
鍵の防犯性を高めたい時
マンションの鍵が外側にギザギザがあるディスクシリンダーキーやピンシリンダーキーの場合、ピッキングの被害に遭う可能性が高くなります。
15年以上鍵を交換していない場合は、鍵の寿命が近い可能性もあります。
鍵の防犯性を高めるならピッキングに強いディンプルキーへの交換がおすすめです。
また、スマートフォンやカードキー、暗証番号でドアの解錠ができるスマートロック、電子錠への交換することも防犯性向上に繋がります。
また、物理的な鍵を使用しないことで、鍵紛失のリスクと劣化によって使用できなくなるリスクが低減できます。
マンションの鍵交換の費用相場
マンションの鍵を紛失したなどの理由で、シリンダーを交換する場合、ディスクシリンダーキーやピンシリンダーキーの場合、2～3万円、ディンプルキーの場合3～5万円が相場です。
部品代＋作業工賃を含めた総額で提示してくれる鍵業者を選びましょう。
鍵の防犯性を高めたいときの交換費用は、ディンプルキーに交換する場合3～5万円、耐ピッキング性に優れ、耐ドリリング性を持つ高いグレードのディンプルキーの場合、通常のディンプルキーの価格プラス1万円が目安です。
電子錠の交換相場
スマートフォンやカードキー、暗証番号で解錠できる電子錠への交換は5万円～15万円で、最新の電子錠や高機能製品になれば高額になります。
既存のサムターンを利用して電子錠を導入する場合、数千円で後付け可能な電子錠もあります。
まとめ
マンション玄関の鍵交換のきっかけは、防犯性の向上や、鍵トラブルのリスクを回避目的が多くなっています。
鍵交換をする場合、防犯性の高いディンプルキーがおすすめです。
鍵交換の際には、作業工賃も含めた総額を提示してくれる鍵業者を選ぶと安心です。
