ボルボは、2019年に全モデルにハイブリッド車をラインナップ、2021年ボルボ初となる専用設計された電気自動車C40 Rechargeを発売しました。
VOLVOは、2030年までにすべての新車販売車両を電気自動車にすることを目指しています。
2022年は、欧州各メーカーも含め、SUVスタイルのBEVが数多く発売される予定であり、BEVが注目される年でもあります。
ここでは、ボルボC40 Rechargeのスマートキー事情について、アプリの利用など注意点について紹介します。
目次
ボルボC40 Rechargeの特徴
全長4.5mを切るクロスオーバースタイルのコンパクトSUVです。
1.8mを超えると力強いボディラインは存在感を高め、XC40よりも傾斜するルーフエンドを持つクーペスタイルでスポーティなデザインが特徴です。
ボルボC40 Rechargeは、サステナビリティ戦略の一環として「動物福祉」にも力を入れています。100%レザーフリー(本革不使用)の内装(ステアリングホイール、シフトレバー、内張りを含む)が採用されています。
充電及び航続距離
ボルボC40 Rechargeツインの動力用主電池の総電力は78kWhで、一充電走行距離は欧州仕様参考値で438kmの走行が可能とされています。シングルモーターのC40 Rechargeの日本仕様データは未発表です。
充電は家庭用の200V 3kw普通充電を標準としてオプションで9.6kwまで対応可能です。
150kw急速充電スタンドでは約40分で0％から80％まで充電可能です。
走行性能
ツインモーターを採用することで300kw(408PS)、最大トルク660Nmを発揮します。
0-100km/h加速は4.7秒でちょっとしたスポーツカーよりも加速性能に優れています。
AWDによる安定した走りは、ちょっとした悪路でも安全に走行することが可能です。
なお、シングルモーターの前輪駆動も追加ラインナップします。
安全性能
サイドエアバッグを世界で初めて装備したのがボルボ850シリーズであり、30年以上の歴史を持つなど、安全面に力を入れ一歩リードする自動車メーカーです。
360°ビューカメラにより自車を真上から見下ろす映像をセンターディスプレイに表示させ駐車をアシストしたり、歩行者自転車、大型動物検知機能を昼夜問わず衝突回避操作をサポートします。
ボルボC40 Rechargeのスマートキー
ボルボC40 Rechargeはスマートキーを採用し、イモビライザーを標準装備します。スマートキーを持っていれば、電源ボタンで起動することが可能です。
ボルボC40 Rechargeで使えるアプリについて
ボルボC40 Rechargeは、スマートフォンアプリ「Volvo On Call」を利用することが可能です。
車外からエアコンの操作が可能で、出発前に快適な車内温度をキープすることができ、充電中に行うことで、電池残量を減らすことなく快適な車内温度を維持します。
充電状況もアプリで確認することは可能で、ドアロックの開錠やロックの操作も可能ですが、EVシステムの起動はアプリのみではできません。
ボルボC40 Rechargeを購入するには？
ボルボC40 Rechargeの価格は599万円～で、オンラインのみの販売で、実際の契約時にはボルボカーズ店頭にて行います。
現金支払及び60ヶ月リースの選択のみで、通常ローン希望時にはリースを選択し、契約時に様々なファイナンスプランを選択することが可能です。
国からの補助金対象車ですが、外部への給電が出来ないため、85万円ではなく、65万円となる見込みです。
ボルボC40 Rechargeのスマートキーを閉じ込めたら？
スマートキーが車内にあると車が判断すればキーの閉じ込めは発生しませんが、電波の状態や、電池残量など悪条件が重なると、キーを閉じ込めてしまう場合があります。
輸入車の場合、対応を断られる不安もあります。
スマートフォンに「Volvo On Callアプリ」が登録されてあれば、スマートフォンで開錠することが可能です。
スマートフォンアプリでドアの開錠操作が可能なのは、ロックしてから5日以内です。
スマートキーもスマートフォンも閉じ込めてしまった場合は、5日以内ならVolvo On Callサービスセンターが所有者であることを確認後ロック解除信号を送信して開錠してもらえます。
出先で、スマートキーを閉じ込めてしまい、5日以上経過した場合、ディーラーが最寄に無い場合は、鍵のトラブルを扱う業者に連絡して開錠してもらいましょう。
残価設定ローンやリース車のキー紛失に注意しよう
ボルボC40 Rechargeを残価設定ローンで返却する契約やリース契約した場合、契約満了時に返却が必須であり、キー紛失時には、コンピューターの交換なども含め多額の出費が予想されますので、十分な注意が必要です。
まとめ
ボルボ初のBEVボルボC40 Rechargeは国産BEV車と同等の価格帯であり、イモビライザー付のスマートキーを標準装備します。
ロック後5日以内なら、Volvo On Callサービスセンターに連絡することで開錠してもらえます。
万一スマートキーを車内に閉じ込めてしまい5日以上経過した場合、鍵のトラブルを扱う業者に連絡すると現地で鍵開けの対応を行います。
リース契約車など返却が必要な車のキーの紛失には十分注意しましょう。
但しカギの出張サービスでは、車種によってボルボの鍵紛失に対応出来ない場合がございます。お電話にてメーカー・車種・年式等をお問合せ下さい。対応させていただきます。
