トヨタの本格オフロード車ランドクルーザー70シリーズの4ドア版として、1990年4月にランドクルーザープラドは誕生しました。
レジャーやファミリーユース、街乗りでの使い勝手の良さ、最大8名乗車可能なグレードも用意されることから高い人気を得ています。
ランドクルーザープラドは2000年7月以降の全モデルにエンジンイモビライザーを標準装備します。
ランドクルーザープラドのキーの特徴や紛失してしまった場合の対応についてランドクルーザープラドの特徴も含め紹介します。
目次
いつでもどこでも行ける安心感と快適性のランドクルーザープラド
ランドクルーザーは、オフロード・オンロードでの快適な走行性能と伝統のフルフレーム構造(ラダーフレーム)による優れた耐久性から、世界170以上の国や地域で愛されています。
全長は約4.8mで上級セダンと同等のボディサイズで取り回し性能に優れ、街乗りでの使い勝手も良好です。
経済性に優れた2.7Lガソリンエンジンの他、低回転から力強いトルクを発生させる2.8Lクリーンディーゼルエンジンも用意されます。
高級セダンを彷彿させる上質なインテリアとミニバン同様3列目のシートを用意し多人数乗車にも対応しています。ランドクルーザープラドは、ビジネスからフォーマル、レジャーまであらゆる場面での活躍が期待されます。
ランドクルーザープラドは最新の安全運転支援システムを装備
ランドクルーザープラドにはトヨタセーフティセンスPと呼ばれる衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどの衝突回避支援パッケージが全グレードに標準装備(2017年9月以降)されます。
2000年7月以降のランドクルーザープラドにイモビライザーを標準装備
優れた耐久性と高級感ある内外装、ミニバンのように多人数乗車にも対応したランドクルーザープラドは日本国内のみならず世界の多くの地域で高い人気があります。
東南アジアや中東で根強い人気があることから、窃盗団に狙われないように十分な注意が必要です。
ランドクルーザープラドは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステム及びセキュリティアラームが装備されています。
2代目90系の2000年7月以降、全モデルイモビライザーを採用しています。
2009年9月に発売された4代目150系以降は全モデルスマートキーを標準装備します。
90系及び3代目120系は、キーレス1体型リモコンキーで、持ち手の部分にイモビライザーのチップが内蔵されています。
ランドクルーザープラドの鍵紛失時には鍵業者が対応
イモビライザー付のランドクルーザープラドで鍵を紛失してしまった場合、取扱説明書には、盗難の被害に遭う可能性が高くなりますので、全ての電子キーをお持ちのうえ、ただちにトヨタ販売店にご相談くださいと記されています。トヨタの販売店ならどの販売店でも対応可能です。
イモビライザーは鍵とエンジンのコンピュータを認証させる必要があるため、時間と費用がかかります。また、出先の場合には、移動にレッカー移動が必要になります。
スペアキーの作成や、スマートキーのメカニカルキーを複製するときに使用するキーナンバープレートは車内以外の安全なところに保管し、キーとは別に保管することが大切です。
イモビライザー付のランドクルーザープラドで鍵を紛失した場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。
2000年7月以降の2代目90系及び3代目120系はキーレス1体型リモコンキーが標準装備、4代目150系はスマートキー+プッシュスタートシステムを採用しています。
2000年7月以前のランドクルーザープラドはイモビライザーを装備しません。合鍵の作成のみでエンジンの始動が可能です。
鍵業者に依頼する際に、型式、エンジンの始動方法を伝えることでスムーズな対応が可能です。
ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピュータの交換が必要とされる場合高額な請求をされる可能性もあり、スペアキーが1本も無い場合約1~2週間車が使用できない状況になります。
まとめ
ランドクルーザープラドは2000年7月以降のモデルでイモビライザーを装備し、2009年9月以降の4代目モデルでスマートキーを標準装備します。
ランドクルーザープラドのリモコンキーやスマートキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。