車が通信機能を持ち、安心がつながるコネクテッドサービスの利用できる車種が増えてきています。衝突前の予防安全、エアバッグなどの衝突時の乗員保護、その後にドライバー自信が通報不能際に役立つヘルプネットがあります。
車内での困りごとの際に、オペレーターに連絡が可能なヘルプネットは、万一の事故の際にエアバッグ作動と連動してオペレーターに自動通報してくれます。
ここでは、緊急時にドライバーの命を守るヘルプネットについて紹介します。
目次
ヘルプネットとは?
ヘルプネットは、株式会社日本緊急通報サービスが運営しています。株主は、各自動車メーカーやカーナビメーカー、損害保険会社、通信会社です。
ヘルプネットが利用できるメーカーは?
レクサス車、トヨタ車、ホンダ車、日産車、マツダ車、スバル車のヘルプネット搭載車種です。(2021年2月時点、順次拡大予定)
トヨタ車の場合、T-Connectサービスの契約が必要で、基本利用料は年間3,630円、新車購入時5年間は無料で利用できます。
各メーカーともコネクテッドサービスを契約しないと利用できませんので、販売店にご相談ください。
ヘルプネットの3つの接続方法と仕組み
ヘルプネットによる通報は、携帯電話網を利用してヘルプネットオペレーションセンターに繋がります。
音声通話も可能で、位置情報、車両情報など伝わります。
オペレーションセンターが必要に応じて警察や消防に音声通話・データ送信することで、現場に急行することが可能になります。JAFのロードサービスの依頼も可能です。
自動通報
エアバッグが作動すると連動して自動通報します。万一の事故の際に、運転者や同乗者が意識を失い連絡できない場合でも、オペレーターが救援機関に通報します。
オペレーターが運転者の反応が無いと判断した場合には、受信した位置情報を基に救急車の手配を行います。
ヘルプネットを利用することで万一の事故の際に命が助かる可能性が高くなります。
専用ボタンによる通報
運転席の上部にあるSOSボタンを押すだけで通報できます。
ルームミラー近くやマップランプの近くにSOSボタンがあり、誤操作防止のため、カバーで隠されていることが多いです。
カーナビボタンによる通報
メーカー純正ナビを利用の場合、カーナビ画面上にあるHELPボタンを押すだけで通報可能です。
ヘルプネット非対応の車にヘルプネットの取付
パイオニアの通信型ドライブレコーダーを利用することで、事故の際には自動通報、煽り運転や車両故障、急病などの際には手動通報が可能です。
ヘルプネットのコールセンターに繋がりますので、コネクテッドサービス利用している車両と同じサービスを受けることができます。
端末+サービス利用料+通信費用込みで1,980円(税別)で利用可能です。これからドライブレコーダーを新しく購入を検討している方で、コネクテッドサービスが利用できない車の方は検討の価値アリです。
ヘルプネットの注意点
ヘルプネットは、機能が搭載されているだけでは使用できません。各自動車ディーラーで、コネクテッドサービスの契約が必要です。
当初無料サービスでも、本来は有料サービスのため、無料期間が満了すると有料となります。また、放置すると契約が無効になり、サービスが受けられません。
山間部など電波の届かない場所や通信状態の悪い場所では、オペレーションセンターに繋がらない場合もあります。
NPO法人救急ヘリ病院ネットワークの利用でドクターヘリの出動も想定されていますが、必ずしも出動できるものではありません。場所、気象条件、時間帯で出動的ない場合があります。
ヘルプネットのまとめ
ヘルプネットは、日本緊急通報サービスが運営しています。
コネクテッドサービスを契約している車が利用できます。サービス利用料がかかります。 ヘルプネットの通報方法は、エアバッグ連動の自動通報、運転席上部の専用ボタンによる通報、カーナビからの通報があり、万一の事故の際には自動通報により命を救ってくれる可能性があります。
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