万一の鍵紛失に備えて、車の鍵をスペアとして作成しておきたいと考えているユーザーも多いでしょう。
メーカーディーラーに合鍵作成依頼すれば確実ですが、費用がかかってしまうため、少しでも安く合鍵を作成できないものかと考えてしまいます。
また、鍵を差し込んでエンジンを始動するタイプとボタンでエンジンを始動するタイプでは鍵の種類が異なるため手軽に作成するのが困難なケースもあります。
今回は、車の合鍵の手軽な作り方について紹介し、作成可能な場所や費用も簡単に紹介します。
車の合鍵を作れる場所
物理的な鍵のみの場合、キーレスリモコンキーの場合、キーレスリモコン+イモビライザー付の場合、イモビライザー付スマートキーの場合で、合鍵を作れる場所が異なってきます。
ホームセンター
全国各地にあるホームセンターで合鍵作成を行っている店舗があります。
ホームセンターで作成可能な車の鍵は物理的な鍵のみの作成のみでイモビライザー付の鍵は作成できません。
作成可能な車種は、軽商用車や概ね20年以上前の車種になるでしょう。
キーレスリモコンキーの場合、キーレス機能の無い鍵なら作れる場合があります。
費用は1,000円前後が目安です。
カー用品店
カー用品店では、以前オシャレなデザインのブランクキーを用意して合鍵作成を行っていましたが、スマートキーの普及以降、合鍵作成を行っていない店舗がほとんどです。
ディーラー
メーカーディーラーにお願いすれば確実に合鍵が作製可能です。純正キーのため、同じデザイン同じもので安心です。
イモビライザー付キーレスリモコンキーの場合10,000円~(車種やボタンの数で異なります)、スマートキーで30,000円~が目安です。
ディーラーの場合、鍵が届くまで、鍵を発注してから1週間から2週間ほどかかります。
普段使う鍵があって、時間を気にしない場合おすすめです。
鍵業者・街の鍵屋さん
イモビライザーの有無を含めて、車の鍵の作成が可能で、スマートキーの場合でもすぐに作成からイモビライザーの登録まで可能です。
なお、イモビライザー付の鍵については、念のため依頼する前にお店に対応可能かどうか確認しましょう。
各メーカーのブランクキーをストックしており、国産車の場合、たいてい即日作成可能です。
費用は30,000円~が目安です。
輸入車の場合取り寄せになる場合が多いですが作成可能です。
輸入車でも社外品のブランクキーを海外から取り寄せてもらうことで、国産車とほとんどかわらない費用で作成してもらえるケースもありますが、要相談です。
メーカー純正キーでは無いため、純正キーが必要な場合、ディーラーに依頼しましょう。
合鍵作成に必要なもの
合鍵作成時に必要なものは、鍵を作るのに必要なキーナンバーが必要です。
以前は鍵に番号が刻印されていましたが、現在はキーナンバープレートがほとんどです。
キーナンバープレートは、写真の赤く囲った部分にある金属製のプレートで、英数字が刻印されています。
また、今使用中の鍵、スマートキー、車本体を持っていくことでスムーズです。
鍵が1本も無い場合、車が無く、イモビライザーのID情報が取得できない場合は費用が高額になる場合があり、車種によっては10万円を超える場合もあります。
合鍵作成は、鍵を全紛失する前に作成しましょう。また、作成時にあらかじめ費用を確認することが大切です。
まとめ
車の合鍵作成は、鍵を全紛失する前に作成することが大切で、1本も鍵がない場合、作成費用が高額になります。
車の合鍵作成には、ディーラーまたは鍵業者に依頼することで、イモビライザー付の鍵作成も可能です。
ホームセンターは手軽に行けて作成できそうですが、イモビライザー付の鍵作成はほとんどの店舗でできません。