初代エルフは、1959年8月に誕生しました。日本の狭い国土、狭い道で最も効率よく荷物を運ぶことを目的として、キャブオーバースタイルのトラックとして発売されました。60年近い歴史を持つエルフは、いすゞの主力車種として世界各国で高く支持されている小型トラックです。

2006年12月に発売された6代目エルフは、小型トラックと中型トラックを1つのグルーブとして考え「シー・グローバル」をコンセプトに、世界に通用するトラックをめざし開発されました。
D-CORE 3.0Lインタークーラーターボエンジンを主力エンジンとします。軽量、コンパクト化を追求し、燃費、重量、排出ガスなどエンジンに求められる性能を向上させました。新長期排出ガス規制に適合すると共に、クラスで初めて重量車燃費基準を達成しています。エルフには、CNG車、ハイブリッド車を用意するなど環境にやさしいトラックです。

2007年7月以降、エルフ全モデルにエンジンイモビライザーを装備し、2018年10月の改良にて、小型トラック初のステレオカメラを搭載したプリクラッシュブレーキをはじめとする先進安全装備が標準装備されました。また、通信端末を標準装備することでコネクテッド化し、車両の状態を遠隔把握、このデータを利用した高度純正整備が可能になるなど、安心安全装備が充実しています。

エルフは、積載量1.5tから3.0tクラスまで、平ボディやカーゴボディなど様々な車種を展開する小型トラックです。60年近くに渡り、世界各地で支持され続けている小型トラックエルフには、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムが装備されています。2007年7月のモデルチェンジ以降のエルフには、CNG車を除く全車にエンジンイモビライザーを標準装備します。

イモビライザー付のエルフでキーを紛失してしまった場合、紛失の状態を放置すると盗難の危険が高まります。早めにいすゞのサービス工場にご相談ください。こちらが、ディーラーでの対処方法です。イモビライザーは鍵とエンジンのコンピュータを認証させる必要があるため、時間と費用がかかります。また、出先の場合には、移動にレッカー移動が必要になります。
仕事用として会社で所有するエルフの場合は、スペアキーやキーを複製するときに使用するキーナンバープレートは必ず大切に事務所で保管しましょう。

イモビライザー付のエルフでキーを紛失した場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。エルフにイモビライザーが装備されるのは2007年7月以降で、全車標準装備されます。エルフのキーは、リモコン1体型で、ICチップが内蔵されれているタイプです。始動方法は、キーを差し込んでキーを回わす従来と変わらないタイプです。
イモビライザーを装備するエルフの場合、現場で鍵の作成からクルマのコンピュータを初期化し、イモビライザーの登録が可能です。業者に依頼する際には、年式を伝えることでイモビライザーの有無が分かります。ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピュータの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1～2週間クルマが使用できない状況になります。