スカイラインの中でも自動車レースで使用するために開発されたGT-Rは、日本を代表する高性能スポーツカーです。
アメリカは発売から25年以上経過した車は、クラッシックカーとして扱われるため、排ガス等の厳しい検査が不要になります。既に25年経過したR32型とR33型は高値で取引されています。
まもなく25年が経過するR34型の人気が高まっていることから、スカイラインGT-Rの盗難には警戒しなければなりません。今回は、人気が高まるスカイラインGT-Rの盗難防止対策について紹介します。
目次
狙われているスカイラインGT-Rは?
盗難に注意しなければならないスカイラインGT-RはR32型、R33型、R34型です。
R32型は発売から30年以上経過していることから、程度の良い個体が少なくなってきています。少しでも新しいモデルのR33型以降のスカイラインGT-Rは特に注意が必要です。
いずれも直列6気筒2.6LツインターボエンジンのRB26DETTを搭載しています。最高出力は自主規制の280馬力ですが、最大トルクはモデルごとに増しています。少し手を加えるだけで280馬力を超えるハイスペックなエンジンも魅力のひとつです。
1969年に発売されたハコスカと呼ばれるモデルやケンメリのGT-Rは厳重に保管されており、普段使い出来ないことなども含めると盗難の被害に遭いにくいと言えます。
スカイラインGT-Rの型式別発売年数
GT-R復活と人気を集めたR32型は、1989年に発売開始。32年経過することになります(2021年時点)。
中古車価格は450万円~800万円で、程度良好な個体は1,000万円オーバーです。
全車ブレンボ製ブレーキを標準装備し、エンジンのECUも8→16ビット化され走りを進化させたR33型は、1995年に発売開始。ちょうど25年が経過し、アメリカへの輸出が進んでいます。
中古車価格は450万円~800万円です。
ボディのねじれ剛性を大幅に強化し、イモビライザーを全車標準装備したR34型は1999年に発売開始され、排ガス適合の影響もあり2002年8月で生産を終えました。生産開始から25年まで3年を切り、生産台数の少なさもあり人気は急騰しています。
中古車価格は1,300万円~です。低走行の修復歴無の個体は3,000万円を超えます。
スカイラインGT-Rに搭載されるRBエンジンは構造上左ハンドル化が難しいことから、輸出向けでは無いことも海外から注目される要因となっています。
イモビライザー搭載はR34型から
IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムが装備されたのはR34型スカイラインGT-Rからです。
R33型以前のスカイラインGT-Rには盗難防止のための対策が必要です。
R33型には後付け盗難防止装置がおすすめ
後付けイモビライザーが加藤電機のバイパーシリーズがおすすめです。
R33型では、集中ドアロックは装備されるもののキーレスキーは装備されません。バイパーシリーズを装着することで、キーレスの役目もプラスされます。
セキュリティサービスを利用する
イモビライザーを装備していても車は盗まれる可能性があります。
GPSを活用した車の見守りサービスが盗難発生からのスピード解決に効果的です。
ココセコムの月額料金は税込で1,320円でセコムくるま盗難監視はプラス880円です。 位置情報のネット確認はいつでも可能で、オペレーター対応や異常時の駆けつけサービスは有料です。
物理的なセキュリティも有効
ハンドルロックやホイールロックも有効です。ホイールロックは解除忘れによる傷の心配がありますが、ハンドルロックはおすすめです。
ユーザー自身が運転する際も少々面倒なくらいの方が盗難防止効果が高くなります。
まとめ
R32型~R34型のスカイラインGT-Rは、アメリカの25年ルールによるクラッシックカーに該当してきているため、アメリカでの人気が高く、価格が急騰し盗難被害も多くなっています。
イモビライザーが搭載されているのはR34型のみ。後付けのイモビライザーの取付や、セキュリティサービスの利用が盗難防止に効果的です。
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