長期間留守にするときの防犯のコツ
出張や旅行など、長期間家を空けなければならないとき、自宅の防犯が不安になることはありませんか?
住宅を標的とした侵入犯罪のうち、空き巣が全体の7割以上を占めていると聞くと気が気ではないことでしょう。
自宅から離れている場所から、自宅の状況をこまめに確認することは時間的にも難しいと思いますが、防犯対策をしっかりしておけばその不安も解消することができます。
ここでは、自分だけでできる、手軽かつ効果的な防犯対策をご紹介しましょう。
侵入被害の7割は空き巣
先にお伝えしたように、侵入犯罪の7割以上を占めているのが空き巣です。
留守宅に侵入すれば顔を見られるリスクもありませんし、落ち着いて事を済ますことができます。
まして標的が長期間戻ってこないということが事前にわかっていたら、空き巣にとって願ってもないチャンスが転がり込んでくるようなものです。
ですので、長期間自宅を空けるときは、留守であることを悟られないということが重要なポイントとなります。
留守であると悟られない対策を
まず基本中の基本として、長期間不在にするときは、新聞や郵便物の配達は止めておきましょう。
郵便受けに投函物が溜まった状態になっていると、空き巣ならずとも不在にしていることがひと目見てわかってしまいます。
必ず事前に新聞販売店に連絡したり、郵便局へ不在届を提出しておきましょう。
次に日が暮れても電気が付けられない日が続いても不在がわかってしまいますので、夜間に自動で室内の照明がつくようにしておくことも有効な手段です。
防犯用にタイマー機能が搭載された照明なども市販されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
また、スマホを使って遠方から施錠できるスマートロックや、動きや音を検知してスマホに通知する防犯カメラなどもありますので、スマホをお持ちの方は導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
留守であることをアピールしない
不在にするときに留守番電話を設定しておくこともよくあるかと思います。
この際、親切心から不在とする日程をお知らせするメッセージにする方もいます。
空き巣によっては、留守かどうかを確認することがあり、このようなメッセージにしてしまうと、留守にしていることをアピールしているのと変わりません。
もし留守番電話を設定しなければならないときは「ただいま手が離せない」など、不在であると瞬時に判別できないようなメッセージにしておくことをおすすめします。
また、出張先や旅行先が国内の場合は、固定電話の着信を携帯電話に転送するサービスなどもあります。